2025年02月08日
〇 貧者が欲しいのは
トランプはなぜ大統領選に勝利したのか?
トランプ商店には「アメリカ・ファースト」という大きな看板が掲げられていた。
ハリス商店には「民主党」という小さな貼り紙が掲げられていた。
ハリス商店の棚には「中絶の権利」「ジェンダーフリー」と書かれた袋が並んでいたが、
腹をすかした労働者階級が欲しい食い物は並んでいなかった。

「あまくま」
「ありんくりん」
「あまはい くまはい」
「あちこち」
「あれこれ」
「あーだ こーだ」
「あー言えば こー言う」
空に向かって叫ぶ人々---
「スーパーマンよりウルトラマンの方が正義だ」
「ウルトラマンよりスーパーマンの方が正義だ」

大相撲の「行事」は勝ち力士に「軍配」を上げなければならない。
「東の力士」か「西の力士」に勝利の「軍配」を。
行司の判定に疑義があれば「審判」は手を挙げて合議となる。
合議の結果、「軍配差し違え」ならば勝ち力士が訂正される。
つらいのは「同体につき取り直し」と審判された場合だ。
「行司」は「東」か「西」、どちらかに勝利の「軍配」を上げなければならない。
ただいまの取組、「イーブン」「同点」「引き分け」とは言えない。
労働者階級は「選択的夫婦別姓」より「衣食住」が欲しいのだ。
2012年、消費税を8%に引き上げたのは自民党の安倍と民主党の野田だ。
2019年、消費税を10%に引き上げたのは自民党の安倍だ。
「労働者階級の人々を見捨てた民主党が、
労働者階級から見捨てられたことはさほど驚くことではない」
(バーニー・サンダース上院議員・無所属)

消費税「5%」への引き下げを掲げない政党は、
安倍・野田の「同類」として見捨てられよう。
「同類」は、「同じ穴のむじな」ともいう。
下水管に眠る74歳の運転手を救えるのは、スーパーマンでもウルトラマンでもない。
74歳の労働者を救えるのは「スパイダーマン」だ。
Posted by ゴーヤー茶. at 09:00
│共同幻想