ガーブ川の源流を訪ねて

ゴーヤー茶.

2014年04月09日 06:47


農連市場横を流れているのが「カーブ川」と今日の今日まで思っていました。

「カーブ川」ではなく「ガーブ川」とは! 湿地のことを「ガーブー」。

子どもの頃、「潜水艦」を「水潜艦」と言い続けたゴーヤー茶ですから。

とりあえず農連市場横の橋からガーブ川を辿ってみました。


下流に向かって左が神原中学校、右が神原小学校です。

「ひめゆり通り」を背に「西条橋」から撮影しました。

 


ガーブ川にもこんな魚がいます。淡水魚か海水魚か分かりません。

安里川の牧志あたりでも鮫が遡上してくるので、海水魚かもしれません。



与儀公園内を流れるガーブ川。

川沿いに植えられ寒緋桜にはサクランボの実がなっています。



さらに上流に辿ります。左・市立中央図書館、右・那覇市民会館の間を流れます。



那覇市寄宮1丁目の所からガーブ川は地中に隠れてしまいます。

ガーブ川の上には、綺麗な花が植えられていました。



那覇特別支援学校を過ぎると、再び川の流れが現れました。

川幅はかなり狭くなり、水量もご覧の通りです。



川沿いの道路はすでに途絶え、民家の横から撮影しました。

ガーブ川の流れは、川というより生活用水路のようです。

 

222号線を渡り、しばらくすると、流れがまた地中に入りました。

振り返って撮影したのが左の画像。

上流を見ると、右の画像のように蓋をしたような道路になっています。

 


住宅の地下を流れることは考えにくいので、この道路に沿って地下を流れているのでしょう。

大きな排水溝を見つけ覗いてみると、確かに地下を水が流れています。

下流方向を見ると、45号線らしき道路が見えてきました。

 


近くにバス停があり、「真和志小学校前」と書いてあります。

45号線を渡り、ビルの横に小さな流れを見つけることができました。

ごらんのようにガーブ川は車一台分の幅です。

 

ますます狭くなる川幅。 私有地に入らずに撮影しましたよ。

「カメラを持った不審なナイチャー、住居侵入で逮捕」なんてならないように。



これ以上遡上できない終着点がここ長田1丁目のごみ置き場です。



振り返って下流を撮影すると、ご覧のような生活排水路。

ガーブ川の源流を辿るって、こういうことなんですね。



この先はまた道路の下を流れているのでしょうか、これ以上は辿れません。

  


左に曲がり、大城珠算学院の横から222号線に出ると、「寄宮」のバス停が・・・。

「算盤塾か~、小学生の頃通ったな~。願いまして~は~・・・」


画像の左上から水色の川のような表記が、曲がりくねって右に続いています。

「寄宮」交差点の海抜は16.5m。

海抜高度から推測すると、26.2mと寄宮中学校周辺が源流か?




さて、農連市場から始まったガーブ川の旅ですが、下流は海に注ぐのか?


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