2025年02月22日
〇 泡盛がなくなったら
2月20日午前6時30分、お天気アプリの気温が「-5.2℃」。
記録的な最低気温だ。外の水道管はだいじょうぶか。
あさ家を出て、車のフロントガラスを覆った氷をやかんのお湯で溶かし、
6時30分に出勤していた50歳の頃を思い出す。
地獄の4年間だった。

「精神疾患で休職の教員247人」(神奈川県立・市町村立学校・2023年度)
「2万3460人の教員のうち、247人が精神疾患で休職」(テレビ神奈川2025/02/17)
神奈川では1.05%、沖縄では1.29%。
「自由が少ない組織」ほど不登校・求職が多いと思う。
むかしは「休職」は2年間までしか認められなかった。
無理に出勤するか退職するかを選ばなければならない。

「完璧主義は有害」
「成功論をありがたがる残念な人たち」
「誤字を指摘する人は性格が悪い」
YouTubeではもっともらしい事をいう人がいるけど、
「学校」という「カオス」「混沌」で働く教員は、精神疾患になりやすい。

民法の授業で「誤字」を生徒から指摘されたことがある。
「先生、字が違っているよ」と。
彼女は「誤字」ではなく「いちゃもん」をつけたいのだ。
「黒板の字はそのまま写さない方がいいよ。
教科書の法律用語を探してノートに写すと、2倍あたまがよくなるよ。
この〈探す〉という脳の働きがいいんだよね。
おしゃべりしながら黒板を写したって、あたま良くならないよ」
高校生ぐらいになると「黒板の字が間違っているよ」なんて言わない。
それを言うということは、かまってほしいのです。
こんな調子の俺は「精神疾患」にならない。
教室でほんとうに怒ったときは、英語で起こるのだ。
黙って黒板に「Keep your voice down!」と書くと、
「なんだろう、なに書いてるの、なに---」となり、静かになる。
こんな調子の俺は「精神疾患」にならない。

首里の瑞泉酒造の「3年古酒・瑞泉」の在庫がなくなった。
1300円で買える唯一の三年古酒だった。
代わりに冷えていない黒ビールを飲んで寝る。
こんな調子の俺は「精神疾患」にならない。
歯が3本欠け、歯ぐきが痛い時、煎餅が食べられない時、
「ぬれせんべい」を食べればいい。
こんな調子の俺は「精神疾患」にならない。
Posted by ゴーヤー茶. at 15:29
│老いるということ