2020年10月31日
トンイ 朝鮮王朝 英祖王
【前口上】











10月24日 京都新聞より
「豊臣秀吉の朝鮮出兵による犠牲者を鎮魂・供養する式を〈京都から世界に平和を広める会〉が、
京都市東山区の耳塚で催した。
16世紀松に朝鮮半島に侵攻した秀吉配下の武将は軍民の耳や鼻を持ち帰り、塚に埋めた。」

「京都市歴史資料館」より
「1592年から翌年にかけて,1597年から翌年にかけて,豊臣秀吉は配下の軍勢を朝鮮へ侵攻させた。
これを文禄・慶長の役という。この侵略を韓国では「壬辰丁酉倭乱」といい,朝鮮は膨大な損害を被った。
日本軍は朝鮮の軍民の鼻を切り取り戦功の証明とした。
この鼻は日本へ送られ,方広寺門前に鼻を埋め塚を造った。」
実はゴーヤー茶、テレビ東京放映の韓国時代劇 『トンイ』 にはまっておりました。
賤民出身のトンイは李氏朝鮮第19代国王・粛宗(スクチョン)の側室となり、
粛宗との間に生まれた子「延礽君(ヨニングン)」はやがて21代国王・英祖(ヨンジョ)となり、
朝鮮王朝の歴代君主中もっとも在位期間が長く、52年間統治しました。
あれ、「英祖王」って琉球の浦添にもいましたね。
それにしても、韓国の歴史ドラマの制作費はスケールが違いますね。
NHKドラマ「麒麟が来る」は、風が吹いても揺れない「造花」を使用したセットで情けなくなります。
パンケーキより中身の濃い「トッポギ・ナスック」は、お菓子の「전하チョナー(王様)」です。
韓国のりとキムチも最近いただくようになりました。
牛角のキムチなんか塩辛いだけですが、キムチはやはり韓国直輸入に限ります。
ららぽーとの「韓美膳(ハンビジェ)」でビビンバを頼んだら、肉が入っていない!
次は「カルビビビンバ」をいただきましょうね。
韓国時代劇 『トンイ』 では、王様がお忍びで庶民の市場に行き、「豚の皮」を食べるシーンがありました。
以前ブログに「ブーサーシー」(じゃんけん)のことを書きましたが、
これは韓国の約束の儀式「指切」。 指切りの起源は・・・
「指切りげんまん(拳万)、嘘ついたら針千本飲~ます、指切った」はゴーヤー茶の子どもの頃。
「針を千本飲むのは痛いだろうな」と思ったものでした。
韓国時代劇 『トンイ』 。コンピューターグラフィックスでしょうが、すばらしい。
王宮の音楽の演奏を担当する「掌楽院(チャンアゴン)」の二胡演奏。

この画像は、首里城御庭で再現された「冊封儀式」の宮廷音楽「御座楽」の演奏シーンです。
そっくりですね~。
時代劇ドラマとはいえ、華やかな宮廷儀式ですね。

この画像は、3年前に国際通りで行われた韓日交流イベントの時の踊りです。
沖縄には「耳切り坊主(ミミチリボージ)」という子守唄がありますね。
「黒金座主という怪僧が妖術を使い世人を惑わすので、
北谷王子が退治しに出かけ、耳を切り落とす。
その後、殺した大村御殿(ウドゥン)の角に耳のない坊主の亡霊が立つという
首里の伝説に基づいている。」(沖縄大百科事典)
夜遊びが過ぎると、耳切り坊主ぬ立っちょんどー
子どもの頃、「耳なし芳一」という昔話を聞いたことがありますが、
ヤマトの永田町にも「聞き耳もたぬ妖怪」が2匹いますので、ご用心召され 

Posted by ゴーヤー茶. at 10:12
│伝統と歴史