「三跪九叩頭礼」

ゴーヤー茶.

2017年01月30日 04:58



清国から御冠船に乗ってやってくる300~500名の冊封使行列の人々は半年以上琉球に滞在します。




500名が半年以上滞在するためには何頭の豚がさばかれたのでしょうか。

2016年10月29日、冊封使行列に続き冊封儀式を気合を入れて撮影しましたので、

退屈と思う方もいらっしると思いますが、お暇な方のみ目を通してくだされ。

琉球がむかし独立国だったことを知らない日本人はぜひご覧ください。




楽器の名称をいちいち調べるのは目が疲れるので省略しますが、

こちら中国風の楽器を演奏する御座楽でしょうか。




胡弓でしょうか。




太鼓と琴はヤマト風の楽器を演奏する御座楽てしょうか。

中国皇帝の名の下に琉球国王が即位する「冊封儀式」が首里城で再現されるようになったのは、

2004年10月30日、内閣府沖縄総合事務局などの主催によるものでした。


これは、初めて行なわれた冊封儀式から600年を記念したもので、

琉球国王が「三跪九叩頭礼」を中国の役人である冊封使に行なう場面などがあります。

一度跪(ひざまず)いて、三回頭をたれるという動作を三回繰り返すのです。

ひざまずきと言っても片足ではありません、正座するのです。

三跪九叩頭礼」を拒否したイギリスの外交官がいたそうですが、そのため条約締結できなかったとのこと。




冊封儀式で使用する台がウナーに準備されていますが、目を凝らして観ると・・・




こちらの台の屋根は、なにやら琉球風かな?




こちらの「宣読台」は中国風?


 


宣読台の屋根はやはり中国風? 間違っていたらごめんなさい。




宣読台の屋根の中央には・・・




蓮の花? 蓮舫さんとは関係ありません。




見物する人もひざまずいています。




神輿の様なものが二基置いてありますが、なんでしょうね。調べませんよ。

さて、準備が整いました。

「冊封儀式」は、琉球国王の即位式で、中国皇帝が冊封使を派遣し国王を任命する儀式です。

室町幕府「足利義満」が、明皇帝から「日本国王源道義」の封号を与えられ、

日本国王に冊封されていたなんていう歴史もあるようです。

そろそろ冊封儀式がはじまるようです。続きはまた来週!


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