2024年09月10日
猿の惑星には三種の猿
テレビのスイッチを入れ、どのチャンネルを回しても、「動物園」のようにみえる。
視聴者を楽しませる企画というより、彼らは「自分たち」が楽しんでいる。
「動物園」の動物たちは、入園者を楽しませようなどとは考えない。
「猿山」の猿たちはボス猿に服従の姿勢を示し、排除されないように生きる。
自民党総裁選の顔写真は「手配写真」のようで、数匹の動物が紛れ込んでいる。
どう考えても民衆を安心させる「顔」より不安にさせる「顔」が並んでいる。
「戦争、飢饉、貧困、災害ーー私たちの生きる世界は、
人間らしい生を許さない出来事に満ち溢れている。
にもかかわらず、私たちはそれを思考しないようにして生きている」(国分功一郎)
「自民」という猿山は、若い四世の「世襲猿」がボスの座を獲得するだろう。
「立憲」という猿山は、若い四世ボスに対抗できるのは「老練の元ボス」を選ぶだろう。
「世襲ボス」と「老練ボス」が演じる猿芝居は、人間のために行われるのではない。
かれらの猿芝居は、餌をくれる大衆のために行われるのではなく、
永田町と霞が関にある「動物園」を維持するためにのみ演じられる。
映画『猿の惑星』には「チンパンジー」「ゴリラ」「オラウータン」「ヒト」が登場する。
猿山「自民」の登場人(猿)物を分類して遊ぼう。
石破茂 年老いた病身オラウータン
河野太郎 腕力だけのマウンテン・ブロック・ゴリラ
小林鷹之 こすっからい茶坊主チンパンジー
小泉進次郎 口先謝罪チンパンジー
高市早苗 ヒトを食べるチンパンジー
林 芳正 痴ほうを装う新生オラウータン
茂木敏充 勘違いの迷いオラウータン
加藤勝信 養子縁組チンパンジー
上川陽子 16名のヒトを死刑執行した狂暴ゴリラ
寸評: 意外とゴリラが少ない。河野ゴリラより上川ゴリラの方が狂暴だ。
猿山「立憲」の登場人(猿)物を分類して遊ぼう。
枝野幸男 ヒトのお面をかぶったオラウータン
野田佳彦 オラウータンのお面をかぶったゴリラ
泉健太 迷子の迷子のチンパンジー
吉田晴美 「ヒト」が登場!「ホモサピエンス吉田」
永田町で行われる「自民」と「立憲」の猿山合戦は、
「口先謝罪チンパンジー」と「年老いた病身オラウータン」の戦いになる。
動物園の猿たちに「餌」を与えるわれわれ「ヒト属」の「大衆」は、
「猿山合戦」を楽しんではならない。
「ヒト」の尊厳を取り戻すために「行動」を起こすのだ。
なんの「行動」? 自分で考えろ! それが「ヒト」属としての誇りだ。
Posted by ゴーヤー茶. at 09:44
│地球環境