寡黙な老人に
車寅次郎もバカだけど、俺もバカだな~と思うことが多い。
「男はつらいよ 奮闘編」(第7作)の寅はどうしょうもないバカだ。
寅が高倉健のように「無口」「寡黙」だったら、もめ事は起きないのにな~
吉本隆明が「沈黙の有意味性」といったことがある。
「103万円の壁」に賛否両論、駆け引き、牽制、おまけに不倫告発。
こんな時に「無口」でいること、「沈黙」でいることはできそうもない。
「奴らは同じ穴の狢よ」とシニカルに構えている人もいるだろう。
しかし、自公を過半数に割れに追い込んだことは良かった。
「心の壁」、「銀河の壁」は深淵。
低いほどいいのは「国境の壁」、「国家の壁」。
スペインの大洪水、トヨタの社長は「車が売れるぞ」と喜んでいるに違いない。
それが「資本主義」だ。
「国際エネルギー機関によれば、
2040年までに、電気自動車は現在の200万台から2億8000万台にまで伸びるという。
ところが、それで削減される世界の二酸化炭素排出量は、
わずかか1%と推計されているのだ」
「バッテリーの大型化によって、
製造工程で発生する二酸化炭素はますます増えていくからだ」
(斎藤幸平『人新世の「資本論」』)
トヨタ自動車は46年間で41億4042万7000円を自民党に献金している。
(探査報道を専門とする報道機関「Tansa」調べ)
マスコミはトヨタ自動車の不祥事、スキャンダルは絶対に報道しない。
「トヨタイズム」を批判した書物は出版できない。
2017年「広告宣伝費」、1位はトヨタ自動車の4487億円(東洋経済)
こんなこと書くと、このブログにも圧力が---来るわけないよ、
グーグル検索に嫌われていて、読者わずか50人だからね。
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