2024年03月10日
テレビかコワレタ
連れ合いの部屋のテレビが映らなくなった。10年以上前の液晶テレビが壊れたのだ。
俺の部屋のテレビと連れ合いの部屋のテレビを交換することにした。
俺はテレビが映らなくても、パソコンのモニターとして使えればいいから。
フジテレビのニュースで「トランプ候補に軍配が上がるのでしようか?」と言っていた。
「軍配」? 戦国武将か! 相撲か!
以前、TBS報道特集で「合意を反故にして」というニュース原稿の「反故」を「はんご」と読んだ。
「はんご」と読んだ女性アナウンサーに同情した。
原稿を書いている男が年配なのか、いまだに古い「言い回し」を使う取り決めなのか。
「トランプ候補が勝利」、「合違を破って」と誰でもわかる表現にかえようとしないのだ。
ジャーナリスト「津田大介」のYouTube「ポリタスTV」を時々観ている。
「ダイバーシティ」、「パリテ」、「アクティビズム」、「サステナブル」、「ポリコレ」、「エシカル」--すべて分からん。
「ハラスメント」、「トランスジェンダー」、「LGBT」、「SDGs」、「スタンディング」--なんとなく分かる。
ジャーナリストの「堀潤」が東京MXテレビで「カタカナ語」の是非を論じていた。
「ダイバーシティ」、「ローンチ」、「バジエット」---分からん。
津田大介や堀潤は、なんでこんなに「カタカナ語」を使いたがるんだろう。
51%の人に伝わらない言葉を使うのはダメだ。自己満足に過ぎない。
「セクハラ」や「ハラスメント」は知られてきたが、「マタハラ」は意味わからん。
「マタニティ・ハラスメント」なら分かるが、「マタハラ」「ケツハラ」「ハラハラ」は分からん。
「ダイバーシティ」なんか、ダイバーが集まる都市かと思った。残波岬はダイバーシティだ。
「ダイバーシティ」とは、多様性を意味する単語です。性別や年齢、人種、国籍、趣味嗜好、障害の有無などさまざまな属性の人が、組織や集団に属している状態を意味します。
「多種多様性」でいいじゃないか。「無選別」もいい。
俺が子どもの頃から馴染んできたカタカナ語は「DPE」。
祖父や父が営んでいた写真屋にはかならず「DPE」の看板が掲げてあった。
「D現像」、「P焼付け」、「E引き延ばし」。デジカメ以前のフィルムカメラの時代だ。
父は53歳で脳卒中で倒れ、写真屋を廃業してはも「引き延ばし機」を手放すことはなかった。
「暗室」、「乾板」、「修正台」、「乾燥機」、「酢酸」、「現像液」、「証明写真」--写真屋用語だ。
千葉県東方沖地震が頻発しているが、プレートの「スロースリップ」現象といわれていた。
3月8日になって、テレビ局がとつぜん「ゆっくりすべり」と一斉に言い換えた。
気象庁が「ゆっくりすべり」というと、マスコミは何も考えずに「スロースリップ」という言葉を捨てた。
滑り台じゃあるまいし、「坊や、ゆっくりすべりなよ」。
巨大地震は「ゆっくり」来ない。突然やってくるのだ。もしかしたら「今日」「明日」「明後日」「明々後日」。
「きょう」「あした」「あさって」「しあさって」---沖縄では、なんて言うんだろうか。
Posted by ゴーヤー茶. at 05:08
│ どぅ ちゅぃ むに~