照屋寛徳さんと東京新聞 

ゴーヤー茶.

2012年12月03日 06:00



久しぶりに「ジュンク堂書店」に出向き、2冊の分厚い本を買ってきました。

年金暮らしの老人にとっては、1800円の本を買うには熟慮が必要です。

半分で900円と考えれば、中身のない新書本よりお得感があります。

照屋寛徳著『沖縄から国策の欺瞞を撃つ』は、

政府に対する「質問主意書」と政府の「答弁書」を分析した本です。


例えば、

「米軍人・軍属に交付された〈車庫証明書〉の数は?」と質問すると、

政府は「年間2万5千台の登録車のうち、〈車庫証明書〉が交付された例は、

確認されていないものと承知している」と官僚が答弁書を書いてきました。

つまり、米軍人・軍属は、車庫証明なしで登録できるのです。

さらに、交付されていない理由を質問すると、

政府は「交付の申請がなかったから」と答弁するという調子です。


東京新聞はこう伝えた 原発報道』は、

もっとも真実を隠さずに報道してきたという評価のある「東京新聞」が、

これまでの記事を読みたいゴーヤー茶は飛びつきました。

全面撤退」と言った言わなかったということの真実は・・・

清水社長は菅総理に「退避」といい、一部残るということは言わなかった。

別の東電幹部は経済産業省保安院には一部残ると伝えていたようです。

事故を小さく見せようとして、避難を遅らせ、被爆者を増やしたことは許せませんが、

撤退はダメだと怒鳴りつけた菅直人は評価します。


もし自民党のボンボン安倍だったら、トイレに逃げ込んでいたでしょう。

静岡県の浜岡原発を停止した海江田と菅も評価します。

自民党政権だったら、絶対に浜岡原発は停めなかっただしょうね。

こんなに分厚い本が2冊とは、チムワサワサしてきます。

雨の日にベッドで寝転がりながら読みには重たすぎますが、

楽しみが増えましたね~。


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