老いて 枕が5枚
先月は「寝具」との戦いが2週間も続いた。
目が覚めてから古い携帯で山本潤子の歌を流し、
10分ほど体をくねらせ、血流がよくなってからベッドから起きる。
「うっ!、寝違えた!」
翌日から右首の後ろから肩にかけて激しい筋肉痛が続いた。
枕が高すぎる! 昔の低い枕を取り出し、毎日の試行錯誤が続く。
どの枕も合わない、「寝返り」をしやすくするために、
硬いベッドマットの上に敷布団をひいて(敷いて)みるが、
かえって体が沈んで、枕と合わない。
厚手の毛布、掛布団、さらに薄い毛布を掛けて寝ると、重くて寝返りがナンギー。
薄い毛布をやめて、エアコン暖房「18~19℃」設定で寝ることにした。
新しく「超薄型」の枕を自主調整し、やっと首から肩の筋肉痛が治まった。
それでも熟睡はできず、毎日のように夢をみる。
夢はほとんど「葛藤」「格闘」「煩悶」の夢だ。
「強い不安を感じた時に確実に効くのは呼吸を意識する方法だ。
ゆっくり息を吐くと身体から脳に〈危険はない〉というシグナルが送られる。」
「不安が迫ってくるのを感じたら、
数分間、何度か深く落ち着いた呼吸を繰り返してみるといい。
その時に、吐く息が吸う息よりも長くなるよう心がけてほしい。」
アンデシュ・ハンセン(48)著『ストレス脳』
「ゆっくり呼吸をしても効果がなければ---感じていることを言葉にして語るといい。
なるべく細かなニュアンスで自分が感じていることを言葉にする練習をしてみよう。
自分の感情を上手く描写できるほど、感情に流されるのではなく、
外から眺めることが得意になるはずだ。」
アンデシュ・ハンセン(48)著『ストレス脳』
年に数度、ケーキを食べてもいいじゃないか。
年輪、いや千枚の葉、ミルフィーユ人生、76枚目が始まった。
500円のケーキ、入院費に比べれば安いさ~
「ゴーヤー茶の枕草子」より
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