スーパーに行く途中、連れ合いがなにか動物を見つけた。
俺は転ばないように歩くんで精一杯なので、景色が目に入らない。
なんだろうと探してみると、くちばしの太い「ハシブトガラス」だ。
手を叩いて追いやっても飛び立たない。
びょん、ぴょんと逃げる。飛べないのか?
「交通事故」にでもあって、羽を傷めたのだろうか。
しつこく追いかけたら、民家の庭木の陰に隠れてしまった。
スウェーデンの精神科医「アンデシュ・ハンセン」が書いていた。
「ヨーロッパではヘビに噛まれて死亡する人は毎年平均4人程度だ。
一方で自動車事故による死亡はヨーロッパ全体で8万人、
全世界では1300万人だ。
つまり今はヘビを怖がる必要はなく、
むしろ「車」が目に入っただけでパニックを起こして
逃げ出すくらいの強い不安を感じるべきなのだ。」
ヘビに噛まれて死ぬ「カラス」より、
人類が作った「車」にあたって死ぬカラスの方が多い。
30年ほど前、高速道路を走っていて、道路の真ん中にいる「鳩」に気づいた。
車高が低かったので鳩の頭を一撃、バックミラーには路上の鳩が見えた。
自動車専用道路の「側道」をバイクで通勤していた頃、
深夜に車にひかれた「猫」に月1回ほどの頻度で遭遇した。
猫より大きい「狸」らしき動物を見ることもあった。
バイデン大統領は「ウクライナ」に長距離ミサイルに次いで「対人地雷」を供与するという。
バイデンは「対人地雷」の「対人」の意味が分からないのだ。
「対人地雷全面禁止条約」に加盟している「ウクライナ」に対人地雷を供与するとは。
「ガザ」と「イスラエル」戦争の「停戦」に反対しているのは「アメリカ」だけだ。
バイデンは1972年に妻と娘を「自動車事故」で失い、
2015年には息子を脳腫瘍で亡くしている。
バイデンは「ロシアとウクライナ」の戦争を「停戦」に導く気などないのだ。
ロシア人、ウクライナ人の家族の命が失われても、
ハシブトガラスのようにぴょん、ぴょん跳ねて地雷を踏む姿が見たいのだ。