2024年05月06日
赤いアブラムシ
「荷風は行きつけの店でカツレツ丼を完食した後、
自宅で誰にも看取られることはもなくひっそり死んだのだった。
原稿を書く時と死ぬ時は一人なので、書斎兼棺桶は必要だった」
(島田雅彦『散歩哲学』)
散歩をしていると、思わぬ生き物に出会うことがある。
ある雑草だけに密集して群がる赤い虫。とりあえず撮影した。
「雑草 赤い虫」で検索してみると「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」。
「背高泡立草」だけに群がるアブラムシ。
そもそも「セイタカアワヂチソウ」は北アメリカ原産の外来種(帰化植物)。
根から周囲の植物の成長を抑制する化学物質を出す。
種子だけでなく地下茎(裏金)で増殖する安倍派議員はのような雑草だ。
その「セイタカアワヂチソウ」に群がるのが「セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシ」。
このアブラムシも北アメリカ大陸からやってきた侵入害虫だ。1991年に帰化。
1993年に永田町に帰化したのが岸田文雄。
安倍派の残党を食い荒らし、自己の権力を強大化させる対米従属のアブラムシだ。
よく見ると白いアブラムシがいる。翅(はね)を付けている成虫もいる。
バイデンに似た顔のアブラムシ、トランプに似た顔のアブラムシもいる。
雑草、雑木に覆われた空き家が増えて、空き店舗も増えて、
鳴き声の綺麗な外来種の鳥が増えて、
在日米軍基地ではオランダ軍の兵士が発見されて、
大阪万博会場ではメタンガスが爆発して、
財務省には「増税虫」が発生して---
虫が増えれば殺虫剤が売れ、赤麹の小林製薬が儲かる。
地球上のあらゆる自然を「商品」にしてしまう「シホンシュギ虫」が、
地球を温暖化、気候変動、今年も暑い暑い夏がやってくる。
Posted by ゴーヤー茶. at 16:16
│地球環境