〇 遺物とともに生きる
2月23日 ドイツ総選挙の結果は?
ヨーロッパの政治家は「民主主義」という言葉をよく使う。
自民党の政治家は「民主主義」という言葉をほとんど使わない。
リベラル派の人は「民主主義と人権」が崩れたらケシカランという。
僕は、この国が「民主的」だとも「人権」を尊重する国だと思ったことがない。
憲法第1章が「天皇」の国を「民主主義」というか?
「階級社会」、「家父長制社会」、「地域ボス社会」、「差別社会」だ。
「封建的遺制」、封建時代の遺物が制度として残っている社会だ。
父系社会、家父長制、お上、お殿様、長男相続、ムラ社会、村長、
自治会長、封建遺制、地域ボス、縁故社会---
元アナウンサー安藤優子さんは「縁故主義」「イエ中心主義」という。
安富歩教授は、「家主義」「家イデオロギー」「家制度」という。
田中優子元教授は、「幕藩体制」「表面だけの近代化」という。
300の小選挙区は、300の藩主・領主に照応するという。
一方的に「関税」をかけたりすれば、むかしは国交断絶だ。
世界が突然、大転換を迎えつつある。
1か月経過しても支持率が上がらないトランプは何をするか分からない。
アメリカ・欧州という「西洋世界」が崩壊しつつある。
「資本主義がすでにこれほど発展してにるのに、
先進国で暮らす大多数の人々が依然として〈貧しい〉のは、おかしくないだろうか。
---労働分配率は低下し、格差は拡大し続けているではないか」
斎藤幸平 『人新生の「資本論」』
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